老有自が過去に設計しました住宅をご紹介いたします。
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DIC九州支店(用途変更増改築)
<築後40年の鉄骨造の寮・食堂棟を、構造補強を含めた最新のオフィスにコンバージョン>

福岡市内に高額なテナント料を支払い運営されていた支店機能。一方、同市内の工場内に40年前独身寮及び食堂として建てられ、現在充分に活用されていない鉄骨造の建物。大日本インキ化学の施設合理化の波の中、数々の両者合体スタディーがなされ、結論的には既成部分の構造補強を含めた改修及び一体型増築案が採用された。



生産施設の中に次元の違う「営業拠点」が入ってくる。その「馴染ませ方」と「際立たせ方」、その矛盾を両立させる意匠が求められていた。鉄骨真壁構造を継承しながら外壁にはDICカラーである「ブルー」を大胆に取り入れた。
工場内メイン道路から少々入り込んだ位置にある支店棟。狭いながらも車用ロータリーを設け、独自の車寄せも設けた。
低い天井高さは梁間掘込み天井で、増築のための不定の位置に発生した新柱は平面計画で、それぞれに克服しながら、建築・設備の最新オフィス仕様が検討された。写真は「オカムラ」提案による玄関正面にある商品紹介コーナー。
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Last Update 2004/8
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